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大渦の子孫は、五つの断片のいずれにも忠誠を――そして慈悲も――見せはしない。 The progeny of the Maelstrom shows no allegiance—and no mercy—to any of the five shards. コンフラックス 名前
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VERSION GENRE TITLE ARTIST bpm notes 属性 21 SPADA FULL ON SCHWARZSCHILD FIELD L.E.D. 150 2202 - 攻略・コメント 名前 コメント
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Dies irae Amantes amentes For Nintendo Switch ノベル 学園伝奇バトルオペラADV 6,264円(税込)5.6GB この刹那に、愛を超越(こ)えろ―― 1945年、5月1日……ドイツ。陥落するベルリンにあって、ある儀式を行っている者たちがいた。 彼らにとって戦争に敗北することなど些事であり、むしろそれによって生じる夥しい犠牲者たちを、儀式の触媒として生贄に捧げようとしていた。 その試みが成功したのか失敗したのか、誰にも分からない。 彼らは終戦後、行方をくらまし、生きているのか死んでいるのか、そもそもそんな者たちが本当に存在したのか、やはり誰も分からないまま、噂だけが広がっていく。 聖槍十三騎士団――第三帝国の闇が生んだ超人たち。 彼らはいずれ戻ってくる。そのとき世界は破滅する。ゆえに、再来を許してはならない――と。 そして61年の歳月が流れた。彼らを知っている者たちは、その大半が死んでしまい、皆が彼らを忘れていた。 しかし―― 2006年……日本。諏訪原市の学園に通う藤井蓮は、とある事件を境に親友・遊佐司狼と決裂し、殺し合いじみた喧嘩の果てに二ヶ月間の入院生活を余儀なくされていた。 季節は秋から冬に――クリスマスを間近に控えた12月。 半身をもがれたような喪失感を覚えつつも、退院した蓮は司狼のいない新たな日常を構築し直そうと思っていた。 失ったものは戻らない。ならせめて、今この手にあるものを大切にしたいと思いながら。 しかし、それすらも崩れ去る。 夜毎見る断頭台の夢。人の首を狩る殺人犯。それを追う黒衣の“騎士”たち。 常識を超えた不条理が街を覆い、侵食していく。 その異常は二ヶ月前の比ではなく、今まで積み上げてきたすべてのものを粉砕する暴力的なまでの非日常。 変わらなければ、生きられない。生き残らないと、戻れない。 加速度的に狂っていく世界の中、蓮は独り、日常と非日常の境界線を踏み越える。 何も大層なことを望んでいるわけじゃない。正義や大義を振りかざしたいわけでもない。ただ、還りたいだけ。つまらない、退屈だけど平凡で暖かかったあの頃に。 悲壮な決意を期する胸に、司狼の声が木霊する。 この街に住んでいたら、遅かれ早かれどいつもこいつも気が狂う――と。 聖槍十三騎士団との戦い。狂気と殺戮と呪いに満ちた戦争の続き。 その果てに、蓮はいったい何を見るのか。 メーカー ヴューズ 配信日 2018年10月18日 対応ハード Nintendo Switch セーブデータお預かり対応 タッチスクリーン プレイモード TVモード, テーブルモード, 携帯モード プレイ人数× 1 対応言語 日本語 レーティング CERO D 犯罪, 飲酒・喫煙 Diesirae6000円は強気すぎると思う そんだけの価値普通にあるだろ クッソボリュームあるぞ -- 名無しさん (2018-10-17 23 40 38) 旧ドイツの変態軍人達と高校生が特殊能力で熱いバトルを繰り広げるノベルゲーやぞ 厨二罹患者にはたまらん 元エロゲだがエロいらねえよ 女キャラより男キャラのが多いんじゃねえか いや、それは言い過ぎか だがその男キャラ達がクッソかっけえんだよおしっこちびる -- 名無しさん (2018-10-17 23 40 53) ディエスイレは幾たびかの移植と要素追加で、エロこそないけど燃え要素とかはマシマシになったので、 中二っぽさ全開バトルとか大好き勢にはオススメ出来るぞ 一番最初の「怒りの日」と呼ばれた未完成品や、少し前にやってたちょっと悲しい出来のアニメを知らずに 新規にプレイ出来るのは割と羨ましい -- 名無しさん (2018-10-17 23 41 05) Dies irae Amantes amentesって物語のジャンルは何になるん セール来て気になってる学園伝奇物らしいよ 詠唱がむせかえるような厨二でおもしろい 厨ニを煮込んで塊にした感じ -- 名無しさん (2019-08-16 11 57 55) 元が燃え系エロゲで、dies iraeより後ろは何度か名前を変えて完全版になったり移植されたりしたからね 内容的には、一人暮らしで隣の部屋にはお笹馴染みの女の子が住んでるというテンプレ系無気力主人公が ナチスの一部隊だった超人共のバトルに巻き込まれていくというエロなんておまけですよバトル系のアレ 主人公の能力発動時の詠唱が「時よ止まれ―――おまえは美しい」だったりとか、中二病要素強め -- 名無しさん (2019-11-24 19 12 52) 半額になってるDies iraeが気になるんだけどこれ鬱ゲーなの? PCの最初期版はヒロインに救いがないとかレビュー書かれてて怖いんだけど、完全版はルートやら色々追加されてるみたいだし大丈夫? 鬱ってほどじゃない でも俺は単に面白くなかったからオススメしない もっと厨ニが爆発したストーリーなのかと思ったら筋自体はありきたりだった 詠唱はキレてるけど -- 名無しさん (2021-01-03 10 36 06) 再初期版は未完成で別ライターがやっつけで終わらせた、期待してたプレイヤーにとっての鬱ゲーというか怒りゲーだけど 完成版は鬱ゲー要素なんてあったかな? 随分昔プレイしたからうろ覚えではあるけどそんな評価に心当たりはない 多少グロっぽいのはあったかもしれんが 全編バトルで中2系に忌避感なければ面白いと思うよ -- 名無しさん (2021-01-03 10 36 35) Dies iraeは大きく分けて4ルートあるんだが 似たような展開が多くて途中で割りとうんざりしてくる 設定上の問題で3大隊長だったかが退場しちゃうとある物が完成しないから この3馬鹿がしつこく絡んできて バトル物だから最低限の面白さは保証されては居るんだが -- 名無しさん (2021-01-03 10 36 52) 名前 コメント
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曲Data Lv BPM TOTAL NOTES TOTAL値 判定 平均密度 最大瞬間密度 ▽12+ Notes/s Notes/s 傾向 譜面URL コメント 名前 コメント
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曲名 名義 声ネタ有無 編集状況 #Fairy_dancing_in_lake uno(IOSYS) 〇 完了 ♯FairyJoke #SDVX_Edit uno(IOSYS) Army of Marionette RoughSketch Booths of Fighters RoughSketch + DD"ナカタ"Metal Disable Mark RoughSketch REVET D-crew Disagree Feelings uno(IOSYS) disco KAWAii uno feat.ちよこ(IOSYS) Distorted Floor RoughSketch Giant Strength RoughSketch Musik LoverZ RoughSketch No Tears RoughSketch feat. Aikapin Power of Battle (SDVX EDIT) RoughSketch vs REDALiCE feat.イザベル Power of Battle (vs REDALiCE) RoughSketch vs REDALiCE feat.イザベル Raving Fantasy RoughSketch Sacrifice for Justice RoughSketch She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん 高井さんとuno(IOSYS) Twin Rocket uno feat.ちよこ(IOSYS) Warriors Aboot RoughSketch vs MAD CHILD √太陽系◎ドーナツ化計画∞∀∞ uno feat.ちよこ(IOSYS) しゅわスパ大作戦☆ (カシオれ!くーにゃんリミックス) uno(IOSYS) feat.miko センチメント uno(IOSYS) チルノのパーフェクトさんすう教室 (EDM REMIX) uno(IOSYS) 御千手メディテーション 昇天家族 悪いところがひとつもない! 臨界モスキー党 最強プロデュース!めざせ干支ップ☆アイドル uno(IOSYS)
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Lilo Stitch 原題:Lilo Stitch 発売:2002年6月7日 機種:ゲームボーイアドバンス* 概要 『リロ・アンド・スティッチ』(2002年)をモチーフにしたアクションゲームで、映画に先駆けて発売された。日本未発売。 違法な遺伝子実験で開発されたスティッチがリロ・ペレカイとともにカウアイ島*を駆け巡り、追っ手と戦う。 2004年にTVシリーズ『リロ・アンド・スティッチ ザ・シリーズ』をモチーフにした続編『Lilo Stitch 2 Hämsterviel Havoc』が発売された。日本では『1』は未発売だったが、ややこしいことに『2』が『リロ・アンド・スティッチ』というタイトルで発売されている。 キャラクター スティッチ リロ・ペレカイ 用語集 ロケーション アメリカ合衆国*のハワイ*のカウアイ島*コカウア・タウン
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【別名】 miso TW全ての種目でトップクラスの実力を持つタイパー かつて大学生活板のエースとして鳴らした。 【TW】 JR 1147027 ZI ZH ZI ZI ZI 07/09/12 JK 1151210 ZH ZG ZJ ZH ZI 06/12/13 E 1141981 ZI ZI ZJ ZI ZJ 07/08/30 O 1150710 ZH XX ZI ZD ZH 06/02/26 憲法R 1110356 XS XS ZF XB XS 07.05.18 憲法K 1135412 ZJ ZI ZE XX ZJ 07.05.30 憲法E 1122938 XX ZJ ZE XA XX 07.01.23
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「ねーねー。おねーさんの話を聞かせてよ」 おねだりする様に掴んだカウレスの腕を振るいながら、興味津々と言った風にクリスが話をせがんだ。 だが、物語を謳うのは吟遊詩人の役割だ。 話を聞かせてと言われても子供に話せるような楽しい話などカウレスは持っていない。 「悪いけど、僕の話なんて聞いても面白くはないと思うよ?」 「いいよそんなの。別に楽しい話じゃなくてもいいんだ。ただおねーさんの事が知りたいんだよ」 そう天使の笑顔で微笑みかけてくる。 どういう訳か、かなり懐かれてしまったようだ。 子供からの純粋な好意は悪い気はしないが、そう言われても困ってしまう。 カウレスの人生は本当に戦いばかりで、子供に聞かせられるような血生臭くない話など殆どない。 あるとすれば、それは勇者としてではなく普通の人間として過ごした生まれ育った村での少年時代くらいのものだろうか。 「そうだなぁ……僕が生まれ育ったのは山奥にある木々に囲まれた穏やかな村でね」 カウレスが生まれ育ったのは大陸の端にある片田舎だった。 魔界も王都も遠く離れていたため魔物の脅威に晒されることは殆どなく、村の人々は田畑を耕し比較的平和に暮らしていた。 とは言え、世界は長い戦争で衰退しており、精霊と共に自然は死に、土地は枯れ凶作が続く苦しい生活を強いられていた。 狩りで暮らしを支えるため、カウレスもかつて王都仕えの騎士だったという村の老人から剣と弓を学んだ。 それなりに筋が良かったと思う。数年と経たず村中でカウレスに剣技で勝てる者はいなくななった。 もっとも小さな田舎町で頂点をとってもあまり自慢にもならなかったが。 父は村の子供数名が通う程度の小さな学び舎で教師をしていた。 大陸の成り立ち、魔族との長きにわたる戦争の歴史など、カウレスは父から多くの事を学んだ。 幼かったカウレスは一度、父に何故人間と魔族は争うのかと問うたことがある。 父は個人ならまだしも人種や国と言った単位が大きくなると、わかり合う事は難しくなる、まして種族の違いともなれば尚更だと答えた。 当時のカウレスには納得できなかったが、今ならばその意味が分かる。 人間と魔族は決して分かり合う事などできないのだと、痛い程に理解できていた。 学び舎で勉学に励み、休日には父と共に狩りに出る。 そして家に帰れば母と妹が作った温かい食事が待っている。 そんな慎ましいながらも穏やかで幸せな日々がそこにはあった。 母の料理は派手さはないが、落ち着いた家庭の味で、カウレスは特に野菜を煮込んだスープが好きだった。 妹は母をよく手伝い、料理や裁縫と言った技能を身に着けていった。 「おねーさん、妹さんがいるんだ」 「ああ。僕なんかと違って器用で、何でもできるよくできた妹だったよ」 勉学の成績もよく、料理に裁縫と何をやらせてもすぐにこなる器用な少女だった。 外に出るときは、いつも自分の後ろをついてきていた少しだけ気の弱いところもあったけれど。 身内の贔屓目を無しにしても、いろんな才能に溢れていた才女だったと思う。 「……ただ、戦いにだけは、向いてなかったかな」 そう言って、カウレスは寂しげに空を仰いだ。 妹には戦いの才能もあったと思う。 特に魔術に関してはカウレスよりも数段上の才能を有していた。 村が滅ぼされ、保護してくれた魔術師の元で指導を受けてからは、その才能は飛躍的に開花していった。 それでも、才能はあったとしても、誰かを傷つけるには妹は優しすぎた。 皮肉にも、その優しさゆえにミリアは戦いに身を投じてしまったのだが。 彼女ならば他の生き方も選べただろうに、他でもないカウレスを助けるためにその選択を選んでしまった。 戦いは兄(じぶん)の本分だ。 妹(かのじょ)は強くなんて、ならなくてもよかったのに。 そう思いながらも、カウレスはその決断して自らの後を追ってきた妹を受け入れた。 彼女に力がなければカウレスも彼女を追い返し、戦場から遠ざけていただろう。 だが、彼女は才能にあふれていた。 魔族を滅ぼすため彼女の力は必要不可欠だった。 魔法使いを受け入れるのは勇者としては正しい決断である。 けれど、兄としてはどうしようもなく最低な決断だった。 「っと、済まない。少し暗い話になってしまったね」 いけないと首を振る。 自分が話すと、どうしても湿っぽい話になってしまう。 「ううん。そんな事ないよ」 こちらを気遣うようにクリスが笑顔を向けてくる。 その気遣いに心が熱くなると共に、こんな小さな子に気付かせてしまったのは少しだけ情けなく感じてしまう。 これ以上、話を続けても同じ事になるだけだろう。 「そうだな。僕の事ばかりじゃなくて、クリスくんのことも聞かせてよ」 「僕? いいよ! じゃあ僕のお姉ちゃんの話を聞かせてあげるね! 僕のお姉ちゃんはね、とーっても優しい人なんだよ」 そう言ってクリスは天使の笑みを浮かべる。 その笑顔だけで、本当に姉のことが好きなのだと伝わってくるようである。 「お姉ちゃんと僕は二人暮らしでね。僕はお姉ちゃんに育ててもらったんだ」 込み入った事情に踏み入るつもりはないが。 両親を失ったカウレスと似たような境遇にあったのかもしれない。 「そうなんだ。じゃあお姉さん一人残してしまっている今の状況は心配だろう」 一人しかいない家族が消えてしまったともなれば姉側も心配しているはずである。 この言葉に、ここまで天真爛漫を体現していたクリスの表情が僅かに曇る。 「心配なのはそうなんだけど……今はお姉ちゃんとは離れて暮らしているんだ。お姉ちゃんは遠くに行ってしまったんだ」 「…………遠くに?」 少しだけ違和感を感じた。 暮らしているという言っているからには死んでしまったとう訳ではなさそうだが。 この違和感は追及すべきなのだろうか。 「お姉さんの事、もう少し詳しく聞いてもいいかな?」 「うん! もちろんだよ、僕のお姉ちゃんはね、とーっても優しい人なんだよ」 「いや、そうじゃなくて…………」 先ほどの繰り返しの様にクリスは答える。 カウレスが聞きたかったのは姉がどこに行ったのか、という話だったのだが。 小さいころに別れてしまったというのなら、もしかしたらクリスは把握していない可能性もある。 「いや、変な事を聞いたね。すまない忘れてくれ」 「えー変な事なんかじゃないよ。もっと聞いてよ、お姉ちゃんの事!」 「そうかい。そういえば、まだお姉さんの名前も聞いてなかったね」 「僕のお姉ちゃん名前はね、」 そこで、楽し気だった少年の言葉が、どういう訳か唐突に途切れた。 クリスは喉に何かつっかえたような呆けた顔で固まり。 自分自身でも何が不思議なのかわからないと言った風に目を見開き、口をぽかんと開けていた。 「名前は――――――」 クリスはアメリカで最大規模を誇る裏組織カボネファミリーにおける、個人としての最強戦力である。 それほどの組織においても彼は恐れられる存在であり、取り扱いには細心の注意が支払われた。 一つ『言動の矛盾を指摘してはならない』 一つ『姉の話題は掘り下げてはならない』 それがクリスを扱う上での不文律であった。 「――――何だったっけ?」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 染み一つない白い部屋だった。 その純白さは清潔というより無機質な印象を感じさせる。 天井は高く2、3階をぶち抜いたような巨大さであり、上部は強化ガラスで仕切られ部屋を全体を見下ろせる造りになっていた。 その部屋の中心に寄り添うように多くの子供が犇めき合っていた。 声を殺して泣いている少女がいる。 全てを諦めたような眼で天井を見上げる少年がいる。 気丈に周囲の者たちを慰める少女もいる。 人形の様に立ち尽くしている少年がいる。 それは、親に売られたり生き場所を無くした、世間から見捨てられた身寄りのない子供たちだ。 この子供たちは、とある実験の為に集められた36名の実験動物(モルモット)である。 ■人工的新人類製造計画(acquired designer child project) 計画目的は人間の極限を作り上げ『次の地点』に到達する事。 そんな子供の妄想めいた馬鹿げた目標に向けて、天才と呼ばれる研究者たちが集まり、大真面目に取り組んだ計画だった。 当然非合法の実験であり。実験を取り仕切っていたのも反社会的組織が母体である。 作り上げられた成果物を貰い受けること条件に資金提供を行っているらしい。 集まった研究者はその倫理観から学会を追放された曰くつきばかりだ。 持ち合わせた技術は確かだったが、誰もかれもが頭のネジが外れ、道徳観よりも知的好奇心が勝る欠落者ばかりである。 実験動物たる子供たちは、元あった名前すら剥奪され験体Noで呼ばれていた。 認可されていない新薬の大量投薬や人造筋肉の移植などの世間一般では認められていない非合法の施術は当たり前。 頭部を蜜柑のように切り開いで脳に電極を刺すなどの、人を人と思わぬそんな行為が日常だった。 だが、この環境が最悪であったかと問われれば一概にもそうとは言えない。 元よりここに集められた子供たちは、多少の事情の違いはあれど世界から見放された最底辺の集まりなのだ。 それがパトロンである組織に拾われ、ある意味では無価値な人生に価値を得た。 栄養管理の名目で食事は管理され選択の自由はなかったが、喰うに困ることはなかったし。 住まう家すらなかった者たちからすれば、雨風がしのげる場所に住まえるだけで僥倖だったと言える。 何より人権は無視するが、実験動物として極力ストレスを与えない環境を提供しようという方針だったらしく。 手術と実験以外の僅かな時間はある程度の自由が許され、欲しいものがあれば申請すればだいたいは与えられた。 テレビやラジオと言った外部の情報を得られるものは禁止され、雑誌類は一部検閲を通ったモノのみという制限はあったが。 集められた子供たちの年齢層から、実際求められたのは単純な遊具やぬいぐるみなどの人形類が殆どだった。 ただ、決して外に出る事だけは許されず、行動は排泄から睡眠まで全て記録され監視された。 生きることに不自由することはないが、自由に生きることはできない、そんな場所だった。 ここは地獄だと嘆く少女がいた。 ここは天国だと謳う少年がいた。 どちらも等しく投薬の副作用で死んでいった。 いかに丁重に扱おうとも所詮実験動物は実験動物。 研究者が子供たちに情を移すこともなければ、加減もしない。 精神的に異常をきたし、どこかに連れて行かれてそれっきり返ってこなかった少女がいた。 食事の時間にスプーンで喉を抉り自殺した少年がいた。 脱走を試みてハチの巣になった少年がいた。 くだらない理由で殺し合う少年たちがいた。 実験中に暴走して処分された少年がいた。 そして半年と経たないうちに、36名いた子供たちは片手で数えられるまでにその数を減らしていた。 これまでの実験を生き残った彼らには、既にオリンピックの全競技で世界新を更新できるだけの身体能力が備わっていた。 だが、目指すの人の次の段階であるのならば、人の範疇に収まるその程度は経過に過ぎない。 経過に過ぎないが、この段階辺りから、反乱を警戒してか明らかに少年たちに対する取り扱い方が変化し始めた。 実験以外の時間は常に拘束着を着せられ、僅かな自由時間もなくなった。 食事は全て点滴とチューブに変わり、箸やペン一つ持たせてもらえなくなってしまった。 そこからは本当の地獄だった。 実験は佳境に入りその苛烈さは極まり、ここまで耐えてきた子供たちの精神は物凄い速度で摩耗していった。 僅かな自由すら奪われ、もはや自ら死ぬことすらできない。 完全に死んだように生気を失い、誰ひとり口をきく事すらなくなった。 その中でただ一人、顔色を変えず平然としていた少年がいた。 集められた子供たちの中でも少年はとびっきりである。 何せ彼には何もない。 親の顔を知らないどころか、元より名前すらなかった。 研究所で呼ばれるNo.13という呼び名が、少年に与えられた初めての名前だった。 少年は現状を受け入れる事だけには酷く長けていた。 何もないが故に何にでもなれた。 彼はこの環境を苦とも思わず、かといって楽しいとも思わず。 ただあるがままを受け入れ、この環境を淡々とクリアしていった。 子供たちの消耗に関わらず日々と共に実験は進む。 そして、運命の日。 その日は明らかに空気が違った。 これまでも研究所に漂う空気は異常だったが、その日は輪をかけて異質だった。 その最たる異物が、白い手術着に身を包んだ一人の男の存在だった。 もう日付の感覚などないけれど、子供たちがこの白い家に連れてこられてから、初めて見る男だった。 これまで人間らしさなど欠片も感じさせなかった研究者たちが、男に対して明らかに緊張しているのが見て取れた。 恐らくこの研究所の責任者か何かだろう。 子供の数は片手の指からも欠け、もはや少年と少女の二人だけになっていた。 いよいよもって終わりが近づいているのだと気付かされるには十分な予兆だった。 『最終フェイズまで完了。先ほどNo.27が死亡したため。生き残りはNo.13のみです』 そしてプロジェクトはつつがなく終了した。 手術着の男は、そう、と興味なさげな声で実験結果となった少年を見つめる。 『――――――失敗だな』 ため息交じりにそう言って、実験室の扉を開く。 そして、実験直後で拘束もされていない少年へとつかつかと歩を進める。 『結局、至れなかったか。まあ至ったところでその先の失敗は目に見えていたが。 やはり直接本人を弄るアプローチはダメだな。周囲の環境を調整した方がいいか。 そうなるとリヴェルヴァーナの方がまだ期待が持てるが……しかしそれだと時間がかかりすぎる』 男は少年の前で止まると、ぶつくさと誰に言うでもない独り言を続けた。 その様子は余りにも不用意すぎる。 現在の少年ならば、一瞬で目の前の男を肉塊に変えることができるだろう。 だが、少年は動かなかった。 それは果たして動かなかったのか、動けなかったのか。 負ける気はしないが、勝てる気もしない、そんな妙な確信が少年の心に湧いていた。 『ご苦労様。これで実験はお終いだ。 これから君の処遇は、彼らに任せるとするよ』 思い出したように少年に向き直ると、男は最低限の義務の様に結果だけを伝えた。 彼らとはこれまで実験を続けてきた研究者たちの事だろうか、それとも別の誰かなのか、少年には分からなかった。 『そう言う訳だ。僕は彼から手を引くから。 僕の目的には届かないが、この出来でカボネの連中も不満はないだろう。あとは処理するなり使いつぶすなり好きにするといいよ』 部屋の外で強化ガラス越しにこちらの様子を窺う男たちへと話しかける。 まるで物の様に自分の処遇を話すさまを、少年は他人事のように見送っていた。 『何? 制御するための首輪が欲しい? なるほど、元より肉親も名前すらない。天涯孤独の名無しか。確かに失うものがない人間と言うのは制御し難い。 いいよ、研究にいそしんでいた君たちに報いるためにそれくらいはしてあげよう』 何処から取り出したのか、男の手元には死んでいった35名の子供たちの資料があった。 パラパラと資料をめくり、とある一枚をピックアップして手を止める。 『じゃあこの子にしようか。 検体No.05。クリスティーナ・ファルメーソン。 娼婦である姉を襲っている、出て行ったはずの父親を目撃し殺害。姉はその罪を庇い刑務所に服役中。 いい経歴だ。なかなか美しい姉妹愛だと思わないかい?』 そう言って愉快そうに口元を吊り上げる。 その問に答える者も、意味を理解する者も、この場にはいなかった。 『No.13。今から君に名前と過去という設定(やくわり)を与えよう。 名は意味となり、過去は意思となる。君は今日から君になる』 薄ら笑いを浮かべながら男が少年に近づく。 恐ろしく不気味な渾沌。 これまでの実験で一度たりとも恐怖を感じたことのない少年が、どういう訳か目の前の男を怖いと感じた。 男は歩きながら道すがらその場に転がる何かを拾い上げる。 それは先ほど死んだ少女。No.27がいつも縋るように抱えていたぬいぐるみだった。 精神の限界に達していた彼女はそれを手にしていなくては酷く精神の安定を損なうため、殺傷性の無いことから特別に許可されたものである。 その人形が手渡され、思わずNo.13はその人形を受け取ってしまう。 受け取ったその人形は血管の破裂した少女の血でべったりと濡れていた。 『これが君の思い出の品だ。そう言う事にしておこう。 今から君はクリスティーナちゃん……おっと男の子だったか。じゃあクリスくんだ。 無理に設定を足し過ぎると人格が破綻するからあまりしたくはないんだが……ま、失敗作なんでその辺はいいだろう。 色々整合性取るのも大変だし、自由に適度に都合よく、君の世界を改革しよう』 そう気軽に言って少年の頭に男が優しく手を乗せた。 その瞬間から世界が変わる。 脳が過熱する。 余りの情報の奔流に溺れる様に意識が朦朧とした。 『これで姉という神と、ぬいぐるみという偶像を得た、後は僕は関わらないからこれを使って適当に上手くやってくれ。 肉親と言うのはいい枷になる。クリスくんはこれから #12317;姉”と言う枷に縛り付けられ、それに縋って生きることになるだろう』 そう予言めいた言葉を残して、もうここには用はないと言った風に男は立ち去っていく。 沸騰する脳でその背を見送ると、最後に男が振り返り、クリスに向かって愉しそうにこう言った。 『さてクリスくん。君は失敗作だが、失敗作でであるが故に、成功作足りえる可能性を秘めている。 もしその時があるのなら僕を殺しに来るといい』 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ なにか、 なにか、 なにか、 なにか、 なにか、開けてはならない窓を開いてしまった。 一瞬、思い出してはならないものを思い出してしまった。 「ッあ――――――――――――――ぁ、」 クリスが頭を抱え、悶え苦しみ始める。 キチキチと脳を直接万力で締め付ける様な耐えがたい痛み。 ズブズブと握りつぶす強さで加減なく指が顔の皮膚に食い込んでゆく だが、そんな痛みなどどうでもいい事だ。 それよりも問題は。 姉の名が、思い出せない。 それはクリスにとって天変地異よりも恐ろしい事態だった。 そんなはずはない。 あれだけ愛していたのに。 あれだけ全てを捧げてきたはずなのに。 忘れるはずが、思い出せないはずがない。 これではまるで、忘れたのではなく――――最初から知らなかったみたいじゃないか。 「そんなはずが……ッ! そうだ…………確かにあの時殺したはずだ」 譫言の様に呟く。 その呟きにカウレスが怪訝な顔をしているが知った事ではない。 確かな思い出があるはずだ。 確かな過去があるはずだ。 そうだ確かにある。 あの時、姉を襲った暴漢を殺して、姉を救ったはずだ。 そして姉の作った夕食を食べたはずだ。 だがおかしい。 夕食を食べた? まだ死体の転がる自宅でか? そんな馬鹿な。 そんな異常な環境で食事をとるなど、あの優しい姉にできるはずがない。 なら死体は誰が片付けた? どうやって? クリスも姉も死体を綺麗に片付ける術など知らないというのに。 姉の名前は? 姉の趣味は? 姉の得意料理は? そもそもどこで暮らしていた? だいたい行方不明になった姉を何故探さない? 裏社会に絶大な影響力を持つファミリーに身を置きながら何故? 分からない。 何一つとして分からなかった。 彼女を目指して、彼女をになろうとしてきたというのに。 深く思い出そうとすればするほど、何かが剥がれ落ちてゆく。 ――――ああ、お姉ちゃんって、どんな顔してたっけ? 「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」 「落ち着くんだクリスくん!」 クリスが絶叫する。 カウレスが戸惑いながらもなだめようとするが、その声は届いていない。 触れようとすると発狂したように暴れまわるクリスに弾かれ、文字通り手が付けられなかった。 どうしたものかとカレウスが頭を悩ませ、落ち着くのを待つべきかと思案した所で、 ――――クリスの首が真後ろに180度捻じれた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 情報を求め長松は会場を彷徨っていた。 放送を聞き逃し何処が禁止エリアか分らなければ、迂闊には動けなくなる。 動けるとしたら適応されるまでの2時間の間に情報を得なければならない。 見逃さぬよう注意深く遠方を探る長松の目に、仲良く連れ立つ女と子供の影が発見された。 長松はその場でうつ伏せになり、草木の影に身を隠す。 そして二人の様子をうかがいながら、ゆっくりと匍匐前進で距離を詰めていった。 相手が女子供とはいえ、外見だけで侮るようなまねはしない。 参加者が外見通りの相手とも限らないことは前回の戦いで学んでいる。 だが、得てしてそういう輩は単独行動を好む。 世間的に弱者と呼べる二人が手を取り合っている以上、危険性は低い可能性は高いだろう。 とは言え、決断を下すには早い。 まだ刻限までには余裕がある。 判断をするのはしっかりと様子をうかがってからにすべきだろう。 微かに声の届く距離まで気付かれることなく接近することに成功した。 聞こえてくる声からして、どうやら楽しげに談笑をしている様だ。 戦場において何と緊張感のない。 よくこの半日、生き延びられたものである。 ここにいたりその程度の認識の相手ならば、警戒する必要はないだろう。 いずれにせよ二人というのが少々ネックだが、巧く脅して情報を聞き出すにはちょうどいい相手だs。 そうと決まれば、とりあえず片方を殺して、もう片方から情報を引き出すとしよう。 目の前で一人くびり殺してやれば、残った方の口も滑らかになるというものだ。 さて、どちらを狙うか。 品定めする様に長松は談笑を続ける二人を見つめる。 正直殺しやすければ、どちらでもいいのだが。 むしろ後に情報を聞き出すことを考えると、どちらを残すかを考えた方がいいか。 そんな思案をしていると、突然子供の方が何やら動きを止めて苦しみ始めた。 頭を抱えてもだえ苦しむ少年。 何に苦しんでいるのかは知らないし興味もないが、これは好機だ。 長松に言わせれば隙を見せる方が悪い。 素早く長松は身を起こすと一息で距離を詰め、少年を背後から拘束する。 体格差を活かし左肘と右足を使って少年の体を固定。右手で少年の顎を掴むと、そのまま全力で後ろに引く。 ゴキンという音と共に、愛らしい少年の顔が真後ろ長松の方に向いた。 首を正反対に捻じられて生きていられる人間などいない。 完全にこと切れた少年から荷物を引き剥がし、見せつけるようにその死体を女に向けてぞんざいに投げ捨てる。 「女。お前もこうなりたくなければ大人しく――――」 「――――ruBilAcxE」 その長松に対して、女は戸惑うどころかノータイムで切りかかってきた。 生み出した光の剣を振るい長松の首を落とさんと躊躇いなく踏み込んで行く。 「くっ!?」 長松は咄嗟に少年から奪ったデイパックを盾にした。 引き裂かれたリュックの中身が宙に舞い散乱する。 その勢いに長松が思わず後ずさった。 油断していた訳ではないが、余りにも切り替えが早すぎる。 目の前で親しげに話していた少年の頭が正反対に捻じられたにも関わらず。 対して動じるでもなく、瞬時に攻撃に意識を切り替えるなどただの女にできる所業ではない。 あれは長松以上に多くの死に触れ来た者の、完全に沁みついた動きだった。 それもそのはずである。 長松の前にいるのはただの女ではない、それどころかそもそも女ですらない。 百の死地を超え、千の戦友を看取り、万の敵を切り捨ててきた勇者カウレスである。 聖剣の加護を失いその力は衰えたとしても、歴戦を超えてきた経験自体はカウレスの中にしっかりと積もっている。 カウレスと交渉を行うのならば、長松はクリスを殺すべきではなかった。 生きていれば、勇者として最大限助ける努力をしていただろう。 だが死んでしまった以上、勇者であろうとどうしようもない。 それを嫌と言うほど知っているカウレスが、子供一人の死に囚われ動きを止めるはずもない。 長松は飛び込むように地面にばら撒かれ散乱した荷物の中から銃を掴みとると、反転してカウレスへと銃口を向ける。 それがクリスが龍の魔物を傷つけた物と同種の武器であると気付き、カウレスが警戒を強めた。 どいう仕組みかまではカウレスには理解できないが、あの砲筒の先から高速の弾が飛ばされる、それだけ分かっていれば対応するには十分だ。 撃って来るのなら、それを躱して斬って捨てる。そう決意を固めカウレスは長松の動きを睨みつけるようにつぶさに観察する。 睨み合う二人。 戦火の火花が今にも弾けようと言う刹那。 「――――ったいなぁ…………もぅ」 足元から響いたその声に、長松もカウレスも動きを止めて、目を見開いた。 固まる二人を余所に、首をねじられたままの死体が起き上がる。 起き上がった死体は背中を向いた自らの頭を両手で掴むと、ろくろでも回すような動きで元の位置に戻した。 首を正反対に捻じられて生きていられる人間などいない。 生きているならそれは、もはや人間ではない。 ならば、目の前にいるのはいったい何だ。 「…………クリスくん……君は、何者だ?」 思わず疑問が口をついた。 人間ではなく、ましてや魔族でもない、この少年はなんなのか。 「僕? 僕は、僕だよ」 その問いに、クリスはこれまでと変わらない天使の笑みで微笑みを返す。 カウレスの背筋に怖気が奔る。 異常な状況でも何一つ変わらぬ正常とは、ここまで悍ましいものなのか。 まるで先ほどまでの不安定さなど覚えていないようにクリスは平然としていた。 それはそうだろう。なにせ彼は覚えていないふりをしているのではなく、本当に覚えていないのだから。 ありもしない矛盾した前提を抱えた彼がああなるのは、何もこれが初めての事ではない。 これまでだって、仲間の不用意な一言や、ちょっとした切っ掛けでその窓は開かれてきた。 その度に、全てを無かったことにしてきた。 現状を生きるため、己の矛盾に見て見ぬふりをして、固く固く蓋をした。 見たくないものを見ず、信じたいくないものを信じず。 見たいものだけを見て、信じたいものだけを信じた。 それがクリスの適応。 その精神性があるからこそ、クリスはここまで破綻せず生きてこれた。 いやもしかしたら、もうとっくにどうしようもないほど破綻しているからこそ、これ以上破綻しようがないだけなのかもしれないけれど。 「ねぇ。それよりもおにいさんが逃げるよ。おねーさん」 クリスの言葉に振り向けば、二人が互いに気を取られている隙に、長松はこの場から離脱を試みようとしていた。 ここは引くというその判断は正しいだろう。 カウレスはかなりの手練れである。 正面からの実力勝負となれば、長松では一対一でも厳しい相手だ。 そしてクリスは殺しても死なない長松の忌むべき化物だった。 殺してやりたいという思いはあるが、勝機のない戦いに挑む程、冷静さを欠いている訳ではない。 散らばった荷物から幾つかを回収して、長松が駆けだす。 カウレスは反射的にその背を追おうとするが、背後のクリスの存在に思い至り足を止めて振り返る。 「どうしたの? 追うの? 追わないの? どうするのおねーさん?」 出会った時から何一つ変わらぬ笑顔でクリスが言う。 魔族ではなく、少なくとも現時点では敵でもない。 むしろ交友的な関係であることは変わっていないはずだ。 にも関わらず、カウレスにはクリスが悍ましい化物に見えて仕方がなかった。 【D-4 草原/午前】 【カウレス・ランファルト】 [状態]:ダメージ(大)、魔力消費(中)、女体化 [装備]:なし [道具]:基本支給品一式、ランダムアイテム1 #65374;3(確認済み、カウレスに扱える武器はなし(銃器などが入っている可能性はあります)) [思考・行動] 基本方針 魔王を探しだして、倒す。 1:長松を追うorクリスに対応 2:まずは聖剣を取り戻す。 3:魔王を倒すために危険人物でも勧誘。邪魔する奴は殺す。 4:ミリアやオデットとも合流したいが、あくまで魔王優先。 5:魔族は見つけ次第殺す。 ※聖剣がないことで弱体化しています 【クリス】 [状態]:首にダメージ [装備]:なし [道具]:なし [思考・行動] 基本方針 優勝して自分が姉になる 1 とりあえずカウレスと同行。魔族を殺す 2 手口を知ってる馴木沙奈を探し出して殺す 3 ぬいぐるみを探す 4 姉に話す時のために証拠として自分が殺した人間の首輪を回収する 5 魔族を全滅させるまでは馴木沙奈と魔族以外の参加者を殺すことを控える ※佐野蓮からラビットインフルとブレイカーズの情報を知りました 【長松洋平】 [状態]:全身に軽度の火傷、ダメージ(中) [装備]:ワルサーp38(8/8) [道具]:不明 [思考] 基本行動方針:殺し合いを謳歌して、再度優勝する 0:この場から離脱する 1:適当な相手を脅して放送内容を確認する 2:人間と殺し合いたい 3:化物も殺す 4:ゴスロリ女(音ノ宮・亜理子)が殺し合いを望んだ側なら殺し愛いたい ※基本支給品一式、サバイバルナイフ、チェーンソー、レミントン・モデル95・ダブルデリンジャー(1/2)、41口径弾丸×8、ティッシュ、ランダムアイテム0~4、首輪(佐野蓮)、首輪(ミュートス)がD-4に散らばっています。 この内の幾つかが長松に回収されています 103.発病 投下順で読む 105.夢物語 時系列順で読む 099.roots 護ろうと思った子は、オトコの娘でした カウレス・ランファルト 生と死と クリス 前回のあらすじ 長松洋平
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VERSION GENRE TITLE ARTIST bpm notes 属性 21 SPADA FULL ON SCHWARZSCHILD FIELD L.E.D. 150 1518 - 攻略・コメント 名前 コメント